2015年7月22日水曜日

PPS M870 Police Manum その後... PART2

PPS M870くんのその後。Part2



◆スリングスイベル関連について、

フロント部分が寂しいからスリングのアタッチメントを装着してみました。

マルイ用のスリングアタッチメントが使用できました。

わぁい



ストック側はどうしようかまだ検討中


◆レール関連について

レシーバーにレール直付けはハードルが高すぎるので、MESA TACTICAL製のレールマウントを取り付けました。
マウントの穴とレシーバーの穴の位置もぴったりでポン付けできました。

PPS M870のシェルは実物よりも1mmほど直径が小さいのですが、しっかりと保持してくれる上に抜きやすいです。


ただし、実サイズのシェルを取り付けると滑り止めのゴムが少し広がってしまうのかPPSのシェルではゆるゆるになってしまいます。




◆ボルトスライド破損



お次はこいつが中から出てまいりました。

今度はボルトスライドが破損しました。



赤いマルで囲った部分がポッキリ逝ってます。

現状、代替パーツは新品から取る以外市場に無い状態なので壊れたら詰みです。南無阿弥陀仏

ちなみにこの部分、中心の2つのねじを外すことで3分割できるようになっていますが、

TSCのカスタムパーツと比較してみると、そもそも分割する必要性が全くない部分で、

実際折れた場所も負荷がかかる場所の割には非常に薄くなっているので例のごとく安全対策による措置なのでしょう。

このように分割できます。


分割できることによって得られる機能面でのメリットは皆無なので

まだ破損していない方はガチガチに接着してしまうことをお勧めします。(ただし、おそらく亜鉛ダイキャスト製なので半田付けもロウ付けも通常できないので接着剤頼りです)
破損する前に対策してしまえば相当長持ちするようになると思います。

破損してしまった場合でも接着することで使用可能になりますが、接着面積が少ないので相当強力な接着剤を使用したうえで丁寧に扱わないとまた折れてしまいますorz

接着中。


接着後。接着後は固まった余分な接着剤は削り落としておいて薄く平らにしておかないとかなり渋い動作になってしまいます。(薄くするということはまた折れてしまうリスクを増やすということなのでどれだけ接着剤を削り落とすかはかなり悩みどころ)



ちなみに、この部位の役割を簡単に説明すると、ここはキャリアドッグと噛み合う場所でシェルキャリアに乗せられているシェルを持ち上げる役割をします。

この部位が破損することでフォアエンド前進時にシェルキャリアを持ち上げられなくなりシェルキャリアに乗せられているシェルは元気よくマガジンチューブに装てんされます(泣

マガジンチューブに完全に装てんされるわけではなく、半分ほどしか入っていかないため、フォアエンドが前進時で完全にロックされ、シェルキャリアとレシーバーの隙間から六角レンチ等でシェルをマガジンチューブに押し戻すか、トリガーユニットを外してシェルを取り除かないと何もできなくなります。 

ファイアリングピン付近といい、ボルト周りは破損しやすいパーツが多いですな...。


◆ハンマースプリングの調整

純正のハンマーは非常に強く、ハンマーやボルト付近のパーツの強度が追い付いていないのが現状。

だからといって、ハンマースプリングを切ってしまえば動作に支障が出てしまいます。(1巻程度なら問題ないですがそこまで弱くなりませんし、だからといって3巻も切ってしまえばスプリングがハンマープランジャーを押さえることができなくなり動作に支障が出ます)

なので、社外製に交換してしまうか、ばねの設計ができる人ならば作ってもらうのがよいのかもしれません。

私は RCC製 ハイキャパ用130%ハンマースプリングに交換しました。

エアガンショップでよく見かけるパーツなので入手は比較的容易かと思います。

まさかハンドガン用のパーツが使えるとは...。

私はまだハイキャパ用しか試していませんが、ほかのハンドガン用のスプリングで試したらどうなるんでしょうね。

なお、スプリングが弱すぎるとハンマーをリリースした際、勢いが弱すぎてアクションバーロックが解除されず、射撃ごとにアクションバーロックを手動で解除してやらないといけなくなります。
( WII -TECHのマルイM870用150%スプリングでその現象を確認済み。)


◆塗装

レシーバーもバレルもマガジンチューブも塗装しなおしました。



さっきの写真の再掲ですが、塗装しなおしたM870です(わかりづらいorz。

キャロムショットのブラックスチールを使用しました。

なお、自分で塗装しなおす際の注意ですが、

レシーバーは比較的簡単に塗装をはがせるのですが 、

バレル および マガジンチューブは表面処理なので下地を出すのは面倒極まりないです。

なのでバレルとマガジンチューブはそのまま塗装しちゃっていいと思います(適当)

ぴっかぴかのレシーバー

本格的に塗装したいなら塗装の業者に持って行ったほうがいいかもしれませんね。

◆バレルのレシーバー側にあいているねじ穴

最近気づいたんだけど、


バレルのレシーバー側にねじ穴があったんだね。

地味すぎて見落としてたorz

個体によってネジがついていたりついていなかったりするのかな....?

まぁいいや。


これはチャンバーとバレルを固定する場所で、M4ネジ(4ミリ径)を使用して固定します。少しでも頭が出ているとフォアエンドが干渉するので固定はイモネジで固定します。長さも長すぎるとチャンバーを突き破ってしまうので長さ5ミリ程度のイモネジを用意できるといいでしょう。(8ミリで長すぎました)

私は手頃なイモネジが無かったのでプラスネジの頭を削り落として使っています


ここを固定することによってバレルのねじれを押さえることができます。

フォアエンドを持った時、フロントサイトが左右にかくかくしちゃうのを押さえることができるわけです。

しかし、ここを固定することによりバレルは固定するということ。分解組み立ての順序が変わります。

最初にマガジンチューブのふたを外してバレルを引き抜くのが通常の分解の順序ですが、

マガジンチューブを先に外してからバレルを外す順序になります。

組み上げについてもバレルを一番初めに取り付けなければいけなくなります。

若干分解組み立てが面倒になりますが、バレルを固定できるメリットはかなり大きいと思います。


◆二重給弾



チューブに4発詰めてるとき、コッキングすると時折こうなる。

ラッチとシェルのかかりが甘くて、1発シェルを出してラッチが次のシェルをひっかける前に次のシェルが出てきちゃってるんだろうけど、必ず起きるわけでもないし4発詰めなければいい話なので後回し状態...。


◆シェルのBB弾保持部


右のシェルのBB弾保持部(先端部分)、取れてますorz

お気を付けください...。



以上、急ぎ足な文章になってしまいましたが PPS M870 その後 PART2でした。

また気づいたことがあったら更新しようかと思います。

2 件のコメント:

  1. 初めまして!
    自分も先日PPSを購入して午後の篠崎さんのブログを参考にあれこれ弄ってるのですが、
    ボルトスライドの修復の件で、お役に立てればとコメントさせていただきました
    この方法なら破損した後でも使えるのではないでしょうか
    参考写真
    http://imgur.com/yQMw2zn.jpg

    0.3mmならハサミで切れますし凹の部分は両脇に切れ込みを入れてペンチで何回か折るとちぎれます
    負担をステンレス板が受け止めるので本体の破損部分にはダメージが少ない…はずです(笑)
    是非お試しください

    長文失礼しました

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  2. 匿名 様
    コメントありがとうございます!
    ボルトスライドの底面からステン版を張り付ける方法があったとは...!
    これなら直せる上に干渉もなく強度を上げられそうですね。情報ありがとうございますっ
    材料がそろったら試してみようと思います^^

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